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【虚偽情報拡散事件】進捗状況について
2019.12.08
1 Instagram(Facebook社)
IPアドレス等の開示を受けて、各経由プロバイダに発信者情報消去禁止を請求するとともに、Facebook社に対する調査をさらに継続しています。現在のところ、結果的には仮処分決定の対象となったアカウントの大部分について、発信者の特定に至る情報を得ることができる見通しです。
2 Twitter
IPアドレス等の開示を受けて、各経由プロバイダに発信者情報消去禁止を請求するとともに、Twitter社に対する調査をさらに継続しています。こちらも現在のところ、結果的には仮処分決定の対象となったアカウントの大部分について、発信者の特定に至る情報を得ることができる見通しです。
3 匿名掲示板
IPアドレス等の開示を受けて、各経由プロバイダに発信者情報消去禁止を請求しました。その結果、現在のところ、発信者情報開示請求訴訟を提起することで、かなり初期の段階で拡散をした人物を含む発信者を特定することができる見通しです。
4 トレンドブログ
かなり初期の段階でTwitter等で広まっていたブログの発信者を含む、複数の発信者は特定済みです。今後、特定に至っていないブログについては発信者情報開示請求訴訟を通じて特定をするとともに、特定することができた発信者に対しては、損害賠償請求を行う予定です。
5 動画配信者
一部については既に特定済みです。その他については、特定には至っていませんが、現在のところ特定に至る情報を得ることができる見通しです。
6 損害賠償請求訴訟
現在、損害賠償請求訴訟を提起しているのは、報道のあった1件のみです。既に予定しているその他の1件も含め、今後発信者が特定されていくにつれて、損害賠償請求訴訟の件数は増えていくことが見込まれます。
7 刑事事件について
本日に至るまでに一定の情報を得られたことを踏まえ、先日、所轄警察署において、本件に関する被害相談をしました。今後、状況の進展に伴い、告訴等必要な手続を行う予定です。
8 謝罪の連絡を頂いただいた方に対する和解の提案等について
こちらについては、当初11月中旬頃を予定していましたが、IPアドレス等開示の結果、数十社の経由プロバイダが該当し、また、経由プロバイダからその他の経由プロバイダに回線を回している例が散見されることから、その対応に当初想定していたよりも多くの時間を要しています。
また、謝罪の件数も、同じ人から複数回連絡をいただいているものを含めて延べ400件を超えていること、メールを送信した際には何往復かやり取りをすることが想定されることから、全員にご連絡するのに相当期間を要する見込みです。
以上